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鳴き沙の

アルフェッカ

海洋国家イフティラーム。

春を告げる稲妻が夜更けの空を駆け、海を走る美しい郷。

待ちに待った十五の歳の海神祭の日、長の後継たるカラヤは、

親友の疑惑に満ちた死に直面する。

友への疑念、宗主国との確執、外海の敵、託された思いと後悔。

戸惑いと苦悩の先に、彼に与えられた真実とは。

著者:里見 透

表紙・扉絵・デザイン全般:ホジョイ

◎Sample

 序章 春雷

 第一章 異邦の子ら 1 2 3 4

◎以降は本誌に収録

 第二章 疑惑と問責

 第三章 海神祭

 第四章 乞食の皿

 第五章 交戦

 終章 遺されたことば

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